KOKORONE

Mission

能動的に生きる力を育むことで、私たちとつながってくれた人々を幸せにします。

Vision

心身に悩みを抱える人が「働く」ことで能動的に幸せに生きていく。
それを可能にするための具体的方法を提案し、解決まで共に取り組みます。

ロゴに込めた想い

KOKORONEの石碑のロゴの中には、KOKORONEを立ち上げる際に最初に思うまま書き連ねた文章が刻まれています。自らの志を心に強く刻んでおきたいという想いを石碑のロゴに込めました。社会の常識、価値観に適応させるためのカウンセリングではなく、一人一人の価値観、好きなことを大切に生きて良いのだと思えるための取り組みを、KOKORONEの事業を通して行ってまいります。

私たちは皆、自分が正しいと思い込んでいる価値観(「枠」)に沿って生きている。
その価値観が本当に正しいのか吟味することもなく。

社会に適応できる人間でいなければならない
上司に逆らってはならない
病気になったら自由を我慢して不自由に生きなくてはならない
身体が不自由になったら好きな仕事をすることができない
余命僅かであれば病院のベッドで死を待つしかない
人並に勉強をして就職して結婚して親になるという人並の生き方をしなければならない
自分を変えることなどできない
世の中を変えることなどできない
適応とは我慢に耐えることである

そしてたくさんの不満、無力感、怒り、悔しさを感じながら不自由に生きている。
不自由であることすら気づかずに……。

たとえば
社会に適応できる人間でいなければならない
果たして本当にそうであろうか
適応できなければ社会で生きていけないという枠に自分自身が支配されているのではないか
何のために自分が社会に適応しなければならないのか
それは自分にとってどんな意味があるのか
なぜ自分はその価値観に沿って生きる必要があるのか
会社を辞めたらどうなるのか
学校を辞めたらどうなるのか
自分は何もできないのか

受け入れたくない現実に必死になって適応させようとするのは
不適応は敗北である
苦痛に耐えても現状にしがみつくべき
自分の力で現状を変えることなどできない
好き勝手に生きることなど許されない
といった枠がそこにも存在しているのではないか

そしてそのような枠は自分自身だけではなく周囲の人にも影響を及ぼしてしまう
勉強は人並にはできなければならないという価値観を子どもに押し付けたり
結婚をして子どもを持つという価値観を娘に押し付けたり
家族を養うべきという価値観を配偶者に押し付けたり
部下は上司に従うべきという価値観を部下に押し付けたり
いわゆる”常識”とは異なる行動をする人を”変わり者”と呼んでみたり

自分自身の不自由に止まらず、自身の枠がもたらす不自由を他者にも押し付けてしまう

この不自由を作り出しているのは自分自身である
不自由を強いているのも自分自身である
不自由のなかで受動的に生きているのも自分自身である
不自由という枠を選択するのも、取り払うのも自分自身でしかないのだ
「こうあるべき」という枠など本当は存在しないのだ
誰かが決めたこと、世の中の常識
自分で考えない受動的な生き方は楽だ
誰かのせいに、世の中のせいにしてしまうことができる
しかしそれでは不自由という枠から抜け出して自分自身の人生を楽しむことができない

もしあなたが自分自身を不自由にする枠に気づき枠を取り払うことができたら
もっと多くの可能性が見えてくる

社会に適応するのではなく、自分を発揮できる分野で生きて行けば良い
組織で働くことが苦痛なら、自分の好きなことを仕事にすれば良い
身体が不自由であっても働ける方法はある。そういう世の中を自分で作り出していく
人並の人生などではなく、自分が生きたい人生を生きよう
自分の考えと行動で現状はどうにでも変えられる

ではなぜ枠を取り払うことができないか
それは視野が狭くなっているからだ
「こうあらねばならない」という価値観に捉われ、目の前に広がるたくさんの可能性、広い世界に目を向けることができずにいるのだ
本当にそうでなければならないことなど、何一つない
もっと世界を見て、可能性に気づこう

働き方の可能性
楽しみ方の可能性
学び方の可能性
生き方の可能性

そして自分はどう生きたいのか
自分にはどんな可能性があるのか
自分で選択して能動的に生きよう

そのために私たちは
自分の思考の枠に気づき、取り払い、それによって自分で人生を変えていける能動的な生き方をサポートする

目の前に広がる世界を見るためにCOJつくる
自分が目を向けている世界はほんの一部でしかないこと
もっと多くの可能性があること
視野を広げるきっかけ
そういったものを提供したい
そしてこれを提供する私たち自身も、COJをつくることによって、こうあるべきという既存の価値観を打ち破り、枠を取り払うということを実現していく

さらに
枠を取り払いたくてもできない現実的な問題に対しては
私たちが現実的な問題を解決するためのサポートを行っていく。
たとえば
闘病中でも仕事がしたい……入院しながらでも働くことができる仕事を創り出す
寝たきりであっても、認知症になっても旅がしたい……寝たきりでも認知症でも、好きな場所に行くための物理的サポートをする
適応障害、発達障害……世の中に適応させるのではなく、適応できる場所を創り出す